色づく秋の秋葉山に登る⑪―コアジサイの黄葉を抜けて
実は、あまり気づいてはいなかったのですが、背中は汗でびっしょり。11月下旬だというのに、リュックサックを背負って秋葉山を登れば、背中から熱が放出されにくいので、蒸れて蒸れて。それでも、何とか11時までには秋葉神社上社に到着したいとの思いが強く、秋葉寺(しゅうようじ)を過ぎてからは、歩くスピードを速めてしまいました。
杉の巨木に囲まれた表参道の脇には、黄色く葉の色を変えた背の低い木が並んでいます。これは、カエデではなくコアジサイ。春から初夏にかけては明るい緑色の葉を芽吹き、夏には淡い水色の美しい花を咲かせ、秋が深まるとこの景色。
コアジサイが育っているのは、秋葉山の山頂付近ですから、ゴールの秋葉神社上社まで、あと少しに近づいたということです。
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