引佐町渋川から県境を越えて⑲―細川のお堂と馬頭観音
次に車を止めたのは巣山の道路脇にあったお堂。中を覗いても何を祀っているのかは不明でしたが、お堂には「蔵空虚」の額が掲げられていましたので、虚空蔵菩薩に違いありません。
虚空蔵菩薩を祀っているのなら、修験者由来のお堂かも知れません。そして、もしかしたら、このお堂でも渋川の宝蔵寺で行われていた「百万遍念仏」が行われていたのかも知れません。
そして、すぐ近くの道の脇には、馬頭観音の石像がありました。ここは細川と睦平の村境に近い場所。農業を助けた馬を葬った場所だったのでしょうか?
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