引佐町渋川から県境を越えて⑮―巣山の熊野神社と金刀比羅大権現
愛知県道505号を南下すると、2本の鳥居があるのに気づき、車を止めてちょっと寄り道。先ずは熊野神社の鳥居をくぐって石段を上り、社殿の前に立ちました。
すると、熊野神社の脇、もう1本の鳥居側から入ったところに急な階段状の参道があり、参道脇には「巣山金刀比羅大権現」の赤い幟が立てられていました。
山の麓ではなく、山頂に祀られている神社は、大野の菅原神社や井代の阿多古神社とよく似ています。おそらく、これは山体をご神体と考えてのこと。金刀比羅大権現を祀っているということは、金刀比羅大権現を水神と考え、焼き畑に欠かせない雨乞いの願いからだったのかも知れません。
関連記事