難攻不落の高天神城跡を歩く⑬―土塁、堀切、切割などの跡
高天神城跡を歩けば、もちろん敵兵の侵入を防ぐための土塁、堀切、切割などの跡も残されていました。
しかし、高天神城は山城ですから、明らかに土を盛ったり、堀を掘ったり、人の手によって造られたものかどうかは不明。むしろ、本来の地形を生かした縄張りに中に、それぞれにふさわしい曲輪を配置したと考える方がよいのかも知れません。
その方が、人の手にとって図面に描かれた配置よりも、敵にとっては攻略しにくかったのかも知れません。それが、「難攻不落」と言われた所以。果たして、NHK大河ドラマ『どうする家康』に高天神城は登場するのでしょうか?
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