難攻不落の高天神城跡を歩く⑧―高天神社
元々は高天神城の守護として創建されて高天神社は、高天神城が廃城となった後も、地域を守る神社として、信仰を集め続けられました。
井戸曲輪跡から急な石段を登ると、高天神社の社殿が見えて来ます。ここが、高天神山(鶴翁山:かくおうざん)のもう1つのピーク。
高天神社がなければ、山の名前も城の名前も「高天神」とはならなかったはず。多くの人の命が失われた戦国時代、自然災害や疫病は、こうした人々の祟りによって引き起こされると考えられていましたので、怨霊を鎮めるために天神様が勧進されたのかも知れません。
関連記事