難攻不落の高天神城跡を歩く③―三日月池
「難攻不落の城」高天神城が築かれたのは、標高132メートルの高天神山(鶴翁山:かくおうざん)の山頂。長い石段を登り、尾根に出る少し手前に「三日月池」があります。
山城を攻めるには、兵糧攻め、水攻めがありますが、水の手を絶つのが一番。その対策として、湧き水を確保することが大事。「三日月池」は地中から湧き出る井戸ではなく、地層から浸み出す水だったようです。
この水は、飲料用ではないようです。武田方が領した時、几水の事から作ったと言われており、岩から水がしみ出ています。
飲料の井戸は城の中頃辺に確保されている。
これが、説明看板の内容。ただし、「几水」の意味は不明。赤い金魚が3匹泳いでいました。
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