難攻不落の高天神城跡を歩く②―地層
搦手門跡から攻め入り、長い石段を登って行くと、登城道の断面に幾層にも重なった地層が見られる場所に出会いました。
元々、高天神城跡がある場所は、大井川の扇状地が隆起して形成された丘陵地。堆積してできた硬軟両岩の互層が、道を造った過程で露出し、見ることになったのがこの地層。
テレビ朝日「日本全国の歴史の専門家が選ぶ難攻不落の城ベスト20」で第9位にランクされた高天神城ですが、意外と脆い地質が、逆に攻めにくさの要因であった可能性もあるのではないでしょうか?
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