そして、再び北遠をグルリ⑱―竜頭山のオオスギゴケとマンネンスギ

　今回（9月５日）の「そして、再び北遠をグルリ」でも、天竜スーパー林道の「天竜の森」南駐車場から標高1352メートルの竜頭山に登りました。毎度のことですが、歩き始めてから山頂に到着するまでにかかった時間は20分ほど。お手軽登山です。

　竜頭山の山歩きは苔とシダの道。種類はたくさんあり、調べてみても分からないものばかり。でも、左の写真の苔は、多分オオスギゴケ。よく見るスギゴケの仲間ですが、胞子体をたくさん立ち上げ、今が繁殖の季節のようです。

　杉の葉にそっくりなシダはマンネンスギ。地表から生えていなければ、とてもシダとは思えません。胞子嚢穂も何となく杉の花に似ています。

　苔とシダの道を歩いて先に進めば、山頂の向こうに展望台があり、富士山は見られませんでしたので、天竜川の瀬尻橋を見下ろしてから下山しました。