雨上がりの青谷の自然⑤―ヤマアイとヤマネコノメソウ

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2021年04月03日 04:59

 NHK総合テレビの大河ドラマ『青天を衝け』によれば、渋沢栄一の実家では藍染の原料になるタデアイを栽培していたようですが、タデアイが中国から伝わる前の日本ではヤマアイが使われていたのです。そして、これがトウダイグサ科のヤマアイ。ちょうど今頃が花の時季です。

 名前に「山」と付けられているのはヤマネコノメソウも同じ。ネコノメソウの仲間の中では早く開花する種類。花はもう終わり、黒っぽい種子が猫の目に似て見えます。

 ネコノメソウの仲間はみんなよく似ていますので、見分けは簡単ではありませんが、葉の形などからヤマネコノメソウと判断しました。

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