羽ヶ庄のサラサモクレンを訪ねて⑥―シデコブシとアカヤシオ

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2021年04月05日 04:47

 サラサモクレンよりもずっと細い花弁の花を咲かせていたのはシデコブシ。いわゆるコブシと比べると、花弁の数が多いのが特徴。公園などの見かけることが多い木ですが、実は自生のシデコブシとなると三重県、岐阜県、愛知県だけに生育し、3県で「準絶滅危惧(NT)」の指定を受けています。

 そして、淡いミルキーピンクの花を咲かせていたのは、「京丸牡丹」としても知られるアカヤシオ。こんなに早く咲いているなんて驚きです。

 もちろん、羽ヶ庄(はがしょう)のシデコブシもアカヤシオも人の手によって植えられたもの。アカヤシオは県道290号水窪羽ヶ庄佐久間線沿いでも見かけることが多く、浜松市天竜区佐久間の山間の集落を明るく彩っていました。

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