2021年、獅子ヶ鼻の春⑥―アセビとヤシャブシ
鈴のような白い花を枝いっぱいに咲かせるアセビの花は、山でも庭でも見ることがあります。3月11日の獅子ヶ鼻でも一番先に出会ったのがアセビの花。このアセビは自生の木かも知れません。
キブシに似た花序が垂れ下がっていたのはヤシャブシ。キブシよりちょっと地味な花の色です。熟した実形が「夜叉(ヤシャ)」に似ていて、黒色の顔料やお歯黒などに使われる「五倍子(フシ)」の代用として使われたから「夜叉五倍子(ヤシャブシ)」。
実は、ヤシャブシの花粉は花粉症を引き起こすとして、関西地方で注意が呼び掛けられているようです。それを知っていれば、こんなに近づいて写真を撮ったりしなかったのですが・・・
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