渋川の枯山周辺の自然⑩―キブシとトサミズキ
県道299号渋川都田停車場線を通っての帰り道、ところどころで花を咲かせている木が目に留まり、車を止めて確認。先ずは、花穂を枝から垂れ下がるようにして咲いているキブシです。1つ1つの小さな花は釣鐘型。花が咲いていなければ目に留まることもない地味な落葉低木ですが、この花を見落とすことなどできません。
トサミズキもキブシと同じように下向きに花穂を垂れる花。似た花ではありますが、見間違えることはありません。
春の花と言えば、先ずは梅や桜が思い浮かべられます。しかし、こうしてちょっと山里に近い場所に出かければ、家の庭や公園などで見るのとはちょっと違う花を見て、もう1歩自然に近い「春」を感じることができます。
だから、私は自然が好き。田舎の農家に生まれて育った私にとって、北遠や引佐の自然は、より身近な環境なんです。
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