1歩進んだ青谷の「春」①―ムラサキケマンの露玉
青谷(あおや)の里山を歩きに出かけた日の朝、我が家の庭ではムラサキケマン(右の写真)が花を咲かせました。ところが、青谷のムラサキケマンはまだ蕾(左下の写真)。花が咲いてはいませんでしたが、蕾にも葉にも朝露がいっぽい。♪キラキラと光っていました。
しかし、周囲の草の葉には朝露は見られませんでしたので、この水滴は、寒い朝に放射冷却によって冷やされた植物の葉に、大気中の水蒸気がついてできる朝露ではなく、葉の先にある水孔(すいこう)と呼ばれる穴から排出された水分によってできた「露玉」。
「1歩進んだ青谷の『春』」と題しながら、最初の話題は「寒暖差」。春特有の昼、夜と朝との気温差です。
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