色づく秋の秋葉山に登る⑤―イチョウの黄葉
「一の鳥居」跡の前で右に折れると、そこから先はいよいよ山道。足元に見ながら歩かなければいけないのですが、そんな視線を上に向けさせる黄色く色づいた木。イチョウです。では、どうしてモミジは赤く色づくのに、イチョウの葉は黄色く色をなるのでしょう?
そもそも、秋が深まると木の葉が赤く色を変えるのは、気温が下がることで葉の中にあるクロロフィルが先に分解され、アントシアニンが作られることで、緑色から赤色へと変わります。
ところが、クロロフィルが分解されたイチョウの葉ではアントシアニンは作られず、元々葉の中に含まれていたカロチノイドが目立つようになり、私たちの目には黄色く色を変えたように見えるのだそうです。
まあ、そんなことよりも、早くも背中が汗ばんで来ました。この日(11月26日)、国道362号の道の駅「いっぷく処横川」の温度計は「11℃」だったのですが・・・
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