梅雨時の小國神社境内地②―抉れた道
豪雨による被災は倒木だけではありません。小國神社境内地から虫生(むしゅう)へと続く施業道タチバナ線の路面には深い抉れが発生していました。
抉れの幅はそれほど広くはありませんので、抉れを跨いで行けば、歩くことはできます。しかし、バイクや車ではちょっと無理。秋葉山表参道で発生した抉れと同じです。
この道の崩土の少し下の層は、三倉層群の「砂岩泥岩互層、泥岩及び砂岩」。路面に敷かれた丸石は、河原から採取されたものと思われますので、その層が厚ければ、それだけ抉れが深くなるのです。
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