梅雨時の小國神社境内地②―抉れた道

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2023年06月15日 05:03

 豪雨による被災は倒木だけではありません。小國神社境内地から虫生(むしゅう)へと続く施業道タチバナ線の路面には深い抉れが発生していました。

 抉れの幅はそれほど広くはありませんので、抉れを跨いで行けば、歩くことはできます。しかし、バイクや車ではちょっと無理。秋葉山表参道で発生した抉れと同じです。

 この道の崩土の少し下の層は、三倉層群の「砂岩泥岩互層、泥岩及び砂岩」。路面に敷かれた丸石は、河原から採取されたものと思われますので、その層が厚ければ、それだけ抉れが深くなるのです。

 【関連記事】梅雨時の小國神社境内地①―新たな倒木
 【関連記事】梅雨時の小國神社境内地③―ササユリ
 【関連記事】梅雨時の小國神社境内地④―ウツボグサとムラサキニガナ
 【関連記事】梅雨時の小國神社境内地⑤―シタキソウとテイカカズラ
 【関連記事】梅雨時の小國神社境内地⑥―オカトラノオとノハナショウブ
 【関連記事】梅雨時の小國神社境内地⑦―クララとミヤコグサ

 【関連記事】台風被災の小國神社境内地②―濁流
 【関連記事】台風被災の小國神社境内地③―通行止め
 【関連記事】台風被災の小國神社境内地④―宮川脇の倒木
 【関連記事】台風被災の小國神社境内地⑤―施業道タチバナ線の倒木

関連記事