雨が上がれば、阿蔵を歩く④―オナガアゲハとカラスアゲハ
阿蔵(あくら)にある玖延寺(きゅうえんじ)の入口に咲いていたサツキの花で、一心不乱に吸蜜していた黒い蝶はオナガアゲハ。早目の梅雨を迎え、雨が続く季節になりましたので、雨が上がれば蜜を吸ってエネルギーを蓄えておかないといけないと思ったのでしょう。
阿蔵川沿いの道の奥で盛んに地面に下りて吸水していた黒い蝶はカラスアゲハ。こちらは、じっとしていないどころか、下りては飛び立ち、下りては飛び立ち、落ち着きのない状態。結局、こんな程度の写真しか撮れませんでした。
どちらも、よく似た黒い蝶ですが、それぞれにちょっと違った特徴があります。お互いには、その違いを知っているみたい。高齢者の私は、最近、人の顔と名前が思い出せません。蝶たちは、私よりもずっと若いようなので、少々羨ましい気もします。
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