引佐町渋川から県境を越えて㉑―「不っ田の七滝」と福多大瀧不動明王
愛知県道505号をさらに南下すると、「不っ田の七滝」の看板がありましたので、ここで車を止めて、細い流れに沿った山道を歩いて奥へ奥へ。すると、1段低いところに「福多大瀧不動明王」の赤い幟が見えました。そこから少しだけ下りて見上げると、何段かの段差を流れ落ちる滝が見られました。
7段すべては見られませんでしたが、これが「不っ田の七滝」。辺りには流れ落ちる水の音が響き、滝の近くには不動明王と思われる石仏が祀られていました。
「不っ田の七滝」の「不っ田」とは、当地の字名、新城市睦平不ツ田から。もしかしたら、この字名は福多大瀧不動明王の「福多」、あるいは稲の豊作を願った「福田」に由来しているのかも知れません。
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