2023年、真冬の青谷を歩く①―枯れ葉色と赤唐辛子
1月9日は「成人の日」。と言われても、当時学生だった私は故郷には帰れず、成人式に出席はしていません。それに、「成人の日」は1月15日のイメージが強く、今さら「1月の第2月曜日」と言われても・・・
それはそれとして、何となく真冬の山里を歩きたくなり、歩き慣れた天竜区青谷に出かけました。青谷の里の耕作放棄された水田跡は、すっかり枯れ葉色。「成人の日」「青年祭」とは程遠い色です。
気になったのは、枯れ葉がなく土が覗いて見える場所に赤い唐辛子の実があったこと。水田跡に唐辛子を栽培していた気配はありませんでしたので、これはきっとイノシシ除け。イノシシは冬眠しないだけではなく、今が繁殖の季節。唐辛子に頼るのも冬の山里らしい風景です。
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