令和5年、秋葉山に元日登山②―石で書いた「癸卯」
いつもの秋葉山レポートなら、歩き始めるところから記事にするのですが、今回は特別に順番を変えて、秋葉神社上社の話題から。拝殿前に上がる最後の石段の左側に、毎年、白い石を並べて干支を表す字を書くのです。上から見下ろすと文字が逆さまになっていますが、書かれている文字は「癸卯(みずのとう)」。
令和5年(2023)の干支はと聞かれると、つい「卯(兎)」と答えてしまいがち。でも、「卯」は十二支。「干支」の「支」です。
干支は十干十二支の組み合わせ。十二支は誰でも知っている子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、卯(う)、辰(たつ)、巳(み)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(い)の繰り返し。十干は、甲(きのえ)、乙(きのと)、丙(ひのえ)、丁(ひのと)、戊(つちのえ)、己(つちのと)、庚(かのえ)、辛(かのと)、壬(みずのえ)、癸(みずのと)の繰り返しだから、「今年(2023)の干支は?」の答えは「癸卯(みずのとう)」が正解です。
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