2022年、梅雨入り前の秋葉山⑥―コショウノキの赤い実
表参道を歩き始めた頃、参道脇で目立っていたのはコショウノキの赤い実。同じように赤い実を着けるナンテンやセンリョウなどと比べると圧倒的に大きく、枝の先端で葉に囲まれるようにして、艶々とした丸い実が。こんな実に気づいて足を止めるな、と言われても無理です。
コショウノキはジンチョウゲ科ですから、花もジンチョウゲに似ています。白い花を咲かせるのは冬。そして、緑色の実が次第に大きくなり、やがてこんなに真っ赤に。食べるとコショウのように辛いのが名前の由来とのことですが、一体、誰が食べたのでしょうか?
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