「ちむどんどん」の佐久間の自然⑦―ナナフシとシオヤトンボ
葉の茎に似せて擬態している細い緑色の昆虫はナナフシです。別名「ナナフシモドキ」とも呼ばれていますが、実はナナフシモドキの本名はナナフシ。「まさかやー!」。ナナフシに似ている別種だからナナフシモドキと呼ばれているわけではなく、あくまでも枝に擬態しているというだけ。体の節が7つあるわけでもありません。
麦藁色のトンボはシオヤトンボの♀。♂の体は塩を噴いたような白くなりますのでシオヤトンボと呼ばれていますが、写真の♀は麦藁色。麦の穂が黄金色に色づく「麦秋」を迎え、シオヤトンボの♀だって、十分「麦藁蜻蛉(ムギワラトンボ)」。
これが本当にシオヤトンボの♀なのか?それとも、未成熟の♂なのか?自信がありません!
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