旧磐田郡豊岡村万瀬を歩く⑥―三森神社
その先に祀られている神社が三森神社。今回の「旧磐田郡豊岡村万瀬を歩く」の目的地は三森神社だったのです。「万瀬(まんぜ)」の地名が「敷地川と百古里川の発源地で、間瀬が転訛したことに由来」と紹介したことからも「三森」は「水守」に由来すると思っていたのですが、地元で会った人の話によれば、元々万瀬にあった天神社と八幡宮を1社に合祀したから「三森」とのこと。
もしかしたら山の神かとも思ったのですが、昭和2年(1927)発行の「神社資料」によれば、主祭神が天照皇大神(あまてらすおおみかみ)とされていますので、山の神ではなさそうです。
社殿の前にある石も「いぼ石」とされているようですが、確かにこの石も含礫泥岩。それどころか、社殿の基礎として積まれている石も含礫泥岩。万瀬の山には含礫泥岩が多くあるのでしょうか?
境内にはご神木とも思われる樹齢を重ねた大きな2本の椎の木がありました。
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