十湖ゆかりの「俳句の里」を訪ねる④―十湖百句塚
御嶽神社より少し東に行ったところに「十湖百句塚」が整備されています。
この「百句塚」は明治39年(1906)、浜松市東区笠井町の福来寺(笠井観音)境内に建立されたもの。その後、諸事情により法永寺に移築、道路整備により平成22年(2010)現在地に再移築されたとのこと。
句碑の数が一体いくつあるのかは分かりませんが、松島十湖の故郷である豊田郡中善地村(現在の豊西町)周辺はまさに「俳句の里」。俳句が刻まれた石が緑色片岩だというのも、いかにも浜松市東区らしい風景と言えるかも知れません。
「十湖百句塚」には「左 半僧坊道」「直 秋葉山 左 平口 氣賀 金指 道」の道標が建てられているのにも興味を惹かれました。
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