渥美半島・田原の町歩き⑥―城宝寺
城宝寺は浄土宗の寺で、山号は「弁天山」。境内には弁財天が祀られ、鳥居も建てられています。
山門の前には「渡邉崋山先生御墓所」と刻まれた石柱が建てられていました。江戸時代の蘭学者・日本画家として名を知られた渡辺華山(1793―1841)は、三河国田原藩士・家老でもあった人物。そんな渡辺華山の墓は覗いただけ。
それよりも興味を抱いたのは、境内にあった古墳。もちろん、入口を眺めただけでしたが、渥美半島最大の円墳とのこと。「城宝寺古墳」は、もちろん「愛知県指定史跡」。石積みの奥に、横穴石室の入口を見ることができました。
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