台風一過、小國神社境内地の秋④―ミカワマツムシソウとチャバネセセリ

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2020年10月15日 05:10

 マツムシソウの変種、ミカワマツムシソウも秋の花。舌状花が短くて少ないマツムシソウの変種は、東海地方(愛知、岐阜、三重、静岡西部)にだけ生育し、ミカワマツムシソウと呼ばれています。

 マツムシソウの名は、マツムシ(スズムシ)が鳴く頃に花を咲かせるから。つまり、秋の花らしい名前です。

 決して派手とは言えないミカワマツムシソウの花に吸蜜に訪れていたのはチャバネセセリ。特別目立つ蝶ではありませんが、チャバネセセリが多く見られる季節もやはり秋。ミカワマツムシソウでチャバネセセリが吸蜜する様子は、秋ならではの自然風景なのです。

 【関連記事】台風一過、小國神社境内地の秋①―立ち上がる水蒸気
 【関連記事】台風一過、小國神社境内地の秋②―木漏れ日が届いた宮川
 【関連記事】台風一過、小國神社境内地の秋③―ショウジョウトンボとワレモコウ
 【関連記事】台風一過、小國神社境内地の秋⑤―ヤブマメとミヤコグサ
 【関連記事】台風一過、小國神社境内地の秋⑥―ホトトギス
 【関連記事】台風一過、小國神社境内地の秋⑦―セイタカアワダチソウとホタルガ
 【関連記事】台風一過、小國神社境内地の秋⑧―イヌコウジュとヒメウラナミジャノメ
 【関連記事】台風一過、小國神社境内地の秋⑨―エゴマとレモンエゴマ
 【関連記事】台風一過、小國神社境内地の秋⑩―コシロネとサワシロギク

 【関連記事】小國神社境内地の自然①―ミカワマツムシソウ
 【関連記事】台風一過の小國神社境内地②―ミカワマツムシソウ
 【関連記事】2019年、富幕山からの秋の便り③―マツムシソウとミカワマツムシソウ
 【関連記事】木漏れ日の小國神社境内地③―ミカワマツムシソウ
 【関連記事】「真夏日」の富幕山(とんまくやま)を歩く⑥―マツムシソウとマツカゼソウ
 【関連記事】中秋の富幕山を歩く②―マツムシソウとミカワマツムシソウ

 【関連記事】初秋の枯山を歩く⑤―チャバネセセリとイチモンジセセリ
 【関連記事】秋の青谷の小さな自然⑤―チャバネセセリとイチモンジセセリ
 【関連記事】夏の桶ヶ谷沼の花と昆虫①―イチモンジセセリとチャバネセセリ
 【関連記事】葛の香漂う天竜川河川敷の自然④―チャバネセセリ

関連記事