台風一過、小國神社境内地の秋④―ミカワマツムシソウとチャバネセセリ
マツムシソウの変種、ミカワマツムシソウも秋の花。舌状花が短くて少ないマツムシソウの変種は、東海地方(愛知、岐阜、三重、静岡西部)にだけ生育し、ミカワマツムシソウと呼ばれています。
マツムシソウの名は、マツムシ(スズムシ)が鳴く頃に花を咲かせるから。つまり、秋の花らしい名前です。
決して派手とは言えないミカワマツムシソウの花に吸蜜に訪れていたのはチャバネセセリ。特別目立つ蝶ではありませんが、チャバネセセリが多く見られる季節もやはり秋。ミカワマツムシソウでチャバネセセリが吸蜜する様子は、秋ならではの自然風景なのです。
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