水窪の常光寺山に登る⑦―馬の背道
登山道はほとんどが山の稜線。つまり、尾根道歩きでしたので、大したことはない、と思い込んでいたのですが、それはとんでもない勘違い。計算上、登山口から常光寺山山頂までの高低差は338.5メートルと思えば、秋葉山の中腹まで行くか、行かないか程度。しかし、西側の眺望が開ける馬の背道を歩く辺りから先には、急な坂がありました。
足元の花でも咲いていないかと思いながら歩いていましたが、目についたのはエゴノキの落花だけ。ヤマビルを怖れたため足はほとんど止めず、歩きっぱなし。
さすがに急坂の途中では腰を伸ばして一服しましたが、時間を確認しながら「三角点まで徒歩1時間30分」を逆算して今いる位置を推理して、とにかく前へ上へ。
登った後は下りもあり、次の登りでその分がプラスされると思うと、嬉しい下りではありません。しかも、下山の際には下り坂は上り坂に変わることは分かっています。
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