掛川の旧東海道を歩く⑫―細葉の生け垣と常夜燈跡
旧東海道を歩いていると、「細葉(ホソバ)」の生け垣と出会うことができました。「遠州の空っ風」に備えて防風、防砂のために植えられたイヌマキのこと。遠州地方独特の呼び名の「細葉」とは、イヌマキの葉が細いところから。いかにも遠州地方らしい風景です。
そんな細葉の生け垣の間に、石積みが残されていました。おそらく、かつては秋葉山常夜燈が建てられていたと思われますが、現在は基壇と竿の一部が残るだけ。
その先には笹の生け垣があり、生け垣に埋もれるようにして「ここは旧東海道」の看板がありましたので、私が歩いているこの道が「旧東海道」であるのは間違いありません。
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