年の瀬迫る青谷を歩く②―赤と白のナンテン
私が好んで青谷を歩く理由は、青谷は自然と人々の暮らしとが共存する里山だから。人の手が入らない自然ももちろん大切なのですが、人々の暮らしの中で関わった自然には、また別の意味での魅力があるのです。
青谷で出会うナンテンは、もちろん暮らしの中で植えられたもの。「難を転じて福となす⇒難転⇒南天(ナンテン)」。寒い冬に、赤い実を着けて福を呼ぶと考えられて来たナンテン。信じるか、信じないかは関係ありません。
シロミノナンテンとも呼ばれる白い実を着けるナンテンは、それだけではあまり目立ちません。しかし、赤い実のナンテンと一緒に植えれば、紅白の実がなり、縁起の好さは倍増。信じるか、信じないかは、あなたにお任せします!
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