4月の「葦毛湿原」周辺を歩く⑧―ミカワバイケイソウ
直登コースを逆にたどり、再び葦毛湿原へと下りて来ました。葦毛湿原周辺には、いろいろな希少な植物が生育しているのですが、ミカワバイケイソウも愛知県三河地方や静岡県遠州地方、岐阜県美濃地方から三重県のごく一部の酸性土壌の湿地にのみ生育している地域固有種。
そんな特殊な自然環境を有する葦毛湿原は、令和3年(2021)に国指定天然記念物となり、大切に保護されているのです。ミカワバイケイソウは、まだ花の時季ではなく、今は芽吹きの時季。もう少し季節が進み、5月になれば花の時季。その頃には、まだまだ希少な植物を見ることができますので、また歩きに来ることにしましょう!
関連記事