五月晴れの秋葉山に登る㉒―スッテンコロリン
下山は楽だと思われるかも知れませんが、下山には下山の危険があります。私としては慎重に歩みを進めたつもりだったのですが、実はこの日、踏み出した右足を滑らせて尻もちをついてしまったのです。
それは、私が「危険、危険」と言っていたガラガラ石の坂道。私は、以前、別の場所で同じように足を滑らせ、左足を骨折。今も左足の下腿部にはボルトで固定した金属プレートが入ったまま。
尻もちをついた時、その時の悪夢がよみがえり「もしかしたら、また骨折?」。しかし、結果的には足は無事でしたので一安心。そこから先は歩幅を狭くして、さらに慎重に歩きました。舗装がされていない山道。しかも傾斜が急な坂道ですから、下山の方が登りより危険であると、今さらながら再認識させられました。
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