五月晴れの秋葉山に登る⑤―しずおか遺産「秋葉信仰と街道」
九里橋を渡ると、その先に続く石畳の坂道の脇には、旅篭が立ち並んでいたかつての面影を感じさせてくれる古い建物が残っています。急な傾斜地に家を建てるには、石を積み上げて平な敷地を造らなければなりません。
しかも、坂の脇には秋葉沢と呼ばれる小さな川が流れていますので、住宅よりも大きな旅籠(旅館)を建てるのは大変だったはず。
令和4年度に「しずおか遺産」として「秋葉信仰と街道」が認定され、秋葉山表参道を歩いてみようと考える人が増えるのはAKG(秋葉観光ガイド)のメンバーとしては嬉しいこと。先ずは、火防を願いながら坂道を登った人たちに思いを馳せてください!
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