災害発生から半年、「林道大楽地線」を歩く④―「1号箇所L=29m」

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2023年04月05日 05:29

 その先、一雲済川がカーブする地点で、「林道大楽地線」が大きく崩落している箇所に出ました。そこに立てられていた標識には「令和4年9月23日から24日発生台風15号災害 林道大楽寺線1号箇所 L=29m起点」と書かれ、崩落箇所の先は「終点」。

 おそらく、ここが林道起点に「300m先工事中」と表示されていた箇所と思われます。そして、起点から終点までの間隔は29メートル。

 断面から林道を見てみると、林道を造っているのは礫を含んだ粗い土。いかにも崩落が起きやすそうな道です。

 【関連記事】災害発生から半年、「林道大楽地線」を歩く①―「300m先工事中」とオキナグサ
 【関連記事】災害発生から半年、「林道大楽地線」を歩く②―崩落と路面を覆う瓦礫
 【関連記事】災害発生から半年、「林道大楽地線」を歩く③―倒木
 【関連記事】災害発生から半年、「林道大楽地線」を歩く⑤―滝
 【関連記事】災害発生から半年、「林道大楽地線」を歩く⑥―花や実、木の芽

 【関連記事】台風被災の大楽地を歩く①―なぎ倒された稲
 【関連記事】台風被災の大楽地を歩く②―一雲済川の氾濫
 【関連記事】台風被災の大楽地を歩く③―土砂崩れや崩落
 【関連記事】台風被災の大楽地を歩く④―板状節理

関連記事