「春の彼岸」の獅子ヶ鼻公園⑧―サルトリイバラとトサミズキ
棘が生えているつる性の植物、サルトリイバラにも花が咲いていました。5月5日、端午の節句の柏餅の餅を巻くのは柏の葉が普通ですが、西日本ではサルトリイバラの葉で巻くのだそうです。棘と葉と赤い実ばかりが目に留まりますが、春にはこんな花を咲かせているのです。
下向きに垂れ下がる黄色い花は、トサミズキの花。サルトリイバラもトサミズキも、花としてはかなり地味。しかし、もうすぐ初夏を迎えると思えば、出会うことが楽しくなります。
普段は気にもかけないサルトリイバラやトサミズキ。目に留めることができたのは、今だからこそかも知れません。
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