「ちむどんどん」の佐久間の自然①―どんどん渕
ひさ~しぶりに出かけた北遠の佐久間。朝から何だか「ちむどんどん」。・・・というわけで、最初に紹介するのは「どんどん渕」。
◆どんどん渕
むかし、この里のある貧しい農夫が両親の供養をしたくてもお客に出す膳椀(ぜんわん)がなくて困っていたと。すると大蛇が住んでいるというこの「どんどん渕」から声がかかり、新しい膳椀を二十人前も貸してくれよった。それを聞いた村人たちは渕に言ってお願いしては借りるようになったそうな。だけどある日、あわて者がお椀をまちがえたために、貸さなくなってしまった。
佐久間には「龍王ごんげんの滝」でも「椀貸し伝説」が語り告げれています。「どんどん渕」の名前の由来は、水が流れ落ちる音。下までは行けませんでしたので、県道290号水窪羽ケ庄佐久間線から見下ろした「ちむどんどん渕」の写真です。
関連記事