冬なの?春なの?磐田市最深部の自然⑤―サネカズラとクロガネモチ

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2021年12月18日 04:54

 フユイチゴに負けないくらいの艶やかな赤い実はサネカズラ。夏に花を咲かせ、ようやく実が熟すのが今時分。別名「美男葛(ビナンカズラ)」とも呼ばれるように、昔から整髪料として使われて来たようですが、髪油として使われたのはサネカズラの茎や葉を水に浸けると出て来る粘液。真っ赤な実にも粘りがありそうですが、実は果実酒や生薬として使われて来たのだそうです。

 クロガネモチの実も赤いのですが、こちらは「金持ち」に通じるとする縁起木。庭木として植えられていることが多いのはそのためです。

 【関連記事】冬なの?春なの?磐田市最深部の自然①―フユイチゴとツルグミ
 【関連記事】冬なの?春なの?磐田市最深部の自然②―アキノタムラソウとヤマハッカ
 【関連記事】冬なの?春なの?磐田市最深部の自然③―ハハコグサとチチコグサ
 【関連記事】冬なの?春なの?磐田市最深部の自然④―オニノゲシとオニタビラコ
 【関連記事】冬なの?春なの?磐田市最深部の自然⑥―キュウリグサとベニバナボロギク
 【関連記事】冬なの?春なの?磐田市最深部の自然⑦―オオイヌノフグリとタチイヌノフグリ
 【関連記事】冬なの?春なの?磐田市最深部の自然⑧―ツリガネニンジンとタカサゴユリ
 【関連記事】冬なの?春なの?磐田市最深部の自然⑨―ゲンノショウコとタチツボスミレ
 
【関連記事】冬なの?春なの?磐田市最深部の自然⑩―纏リス

 【関連記事】真っ赤で美味しそうなサネカズラの実

関連記事