冷泉・鉱泉跡を訪ね、旧磐田郡敷地村へ④―湯沢の冷泉
次は湯沢の冷泉へ。県道283号は工事中で通り抜けはできませんでしたので、いったん道の分岐点まで戻り、狭い道に車を走らせて大平へ。大平と書いて「おいだいら」と読み、かつては「御湯平」と表記されたとのこと。
そして、硫黄の匂いがほのかに漂う中に湧いているのが「湯沢の冷泉」で、地域で運営していたと言われる足湯の小屋が今も残されています。
小屋の中には「ゆ」と染め抜かれた暖簾もあり、冷泉を温めたと思われるコンロも残っていますが、「御湯平」の地名から推測すれば、かつてはここも冷泉ではなくて温泉だったのではないでしょうか?ただし、水温が高くない鉱泉も、「温泉」と呼ぶのは間違いではありませんが・・・
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