新居関所の棟札「建前棟梁 小栗傳十良」を確認
以前「日本唯一の関所建物①」で紹介した新居関所の棟札を、とうとう自らの目で確認。普段は倉庫内に保存されている棟札を見せていただくには、手順を踏んだ手続きが必要でしたが、「安政二乙卯歳十二月 御番所皆新規 建替御普請」と書かれた棟札が目の前に!
反りもないヒノキ板に楷書で墨書きされていた文字は、「建前棟梁 當国掛塚村 小栗傳十良」で間違いありません。自分の目で確認できましたので、これで自信を持って現存する最古の関所建物の建築に携わったのは掛塚の宮大工、小栗傳十良➜鈴木傳重郎(重直、不易堂三光)に間違いないことを告知することができます。
「小栗傳十良」の名前が確認できたこと―これは大ニュースです!
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