天竜川右岸河川敷の自然③―紫色の花
新型コロナウイルスの感染拡大警戒を呼び掛ける赤信号が点灯されている現在、いつになったら青信号に変わるのでしょうか?天竜川右岸河川敷では、赤信号と青信号とが混じったような紫色の花が咲き、オリパラ開催に関しても、どうしたらよいのか分からないままの私たちの気持ちを代弁しているかのようでした。
黒みがかった赤紫色の花は、北米からやって来たイタチハギ(右上の写真)。写真では水色っぽく写ってしまいましたが、実際には淡い紫色の花も北米原産のマツバウンラン(左の写真)。赤と青とが混じった花を咲かせているナヨクサフジ(右下の写真)はヨーロッパ、西アジア原産。河川敷スタジアムはまさにインターナショナルな競技会場となっています。
本来なら入国制限すべき外来種ですが、現実的には隔離期間もなし。「在来種の命を守ることが国家としての最大の責務」と、どこかの首相が言っていたような・・・?
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