磐田市上野部の軌道跡を歩く⑤―鉄橋跡
積出のデッキ脇を奥に進むと、そこには上野部川支流である細い沢がデッキを横切る形で流れています。そして、小高いデッキは沢の奥まで続き、沢の縁にはコンクリートの遺構が。おそらく、これは鉄橋の橋脚の跡。
トロッコは手で押されて来たと思われますが、石を積んでいたとなると、かなりの重量だったはずですから、短い鉄橋とは言え、気を使う作業だったことが想像されます。
そして、その先には、やはりコンクリート遺構が。アーチ型の入口がありましたので、機材などを収納しておく倉庫のようなものだったのかも知れません。
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