秋のご近所雑草の花②―メドハギとヤハズハギ
メドハギの茎は直立していますので、あまりマメ科の雰囲気はありません。このしっかりとした真っ直ぐな茎を、占いの筮(めどき)に使ったので「筮萩(メドハギ)」と名付けられたとのこと。
ヤハズソウの別名はヤハズハギ。「矢筈(ヤハズ)」の名は、楕円形の葉を引き千切ると、弓の矢を弦(つる)に掛ける部分、矢筈(やはず)の形に切れるところから。メドハギもヤハズハギも、「秋の七草」の「萩」ほどの華やかさはありません。
それにしても、小雨がぱらつく「真夏日」に外を歩くなんて、「馬鹿じゃん」と笑われそうですが、午前と午後のご近所散歩。山歩きとは違いますので、花を咲かせているのは雑草ばかり。でも、名前に「萩」と付けられた花を見ただけで、少しだけでも秋が近づいたと感じることができました。
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