2月の秋葉山に登る⑤―いつもと変わらぬ表参道
表参道が山道に入り、歩き始めてじきに感じ始めたのは背中の暑さ。尾根筋に出た辺りからはうっすらとした雪が残ってはいたのですが、しばらくの間、そんな気配は見られません。
杉やヒノキに遮られ、頬に感じるほどの風はなく、むしろ、射込んだ陽射しが路面を明るく照らし、暖かさを感じるようなコンディション。「もしかしたら・・・」と雪に期待しながら登っていましたので、ちょっとガッカリ(?)。
ただ、路面に描かれた陽射しを「明るい」と感じるのは、風景を楽しみながら登ることができない秋葉山ならではのことかも・・・。陽射しを遮る杉やヒノキが路面に影となっていますので、今歩いているジグザグ道が、どちらの方角に向かっているかも分かります。
さらに言えば、野草の花も咲いてはいない寒い時季ならではの「楽しみ」かも知れません。
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