浜名区堀谷の里を歩く⑬―「秋葉常夜灯」
堀谷の里を歩いて気づいたこと。それは、防火用水や消防団の倉庫。もしもの火災が発生した時には、地域を挙げて消火に努めるという心構えを感じる施設です。
おそらく、堀谷地区は高齢化が進み、地区内に住む若者たちは少なく、消防団を編成するのも難しいことは想像に難くありません。であるなら、先ずは火災を防ぐことが第一。そのためには、日頃の防火意識を高める必要が不可欠です。
そして、私が出会ったのは2基の「秋葉常夜灯」。遠州地方の各所で見られる石燈籠や龍燈のような立派なものではありませんが、「正一位秋葉神社火防守護」のお札も納められていましたので、地域を挙げて防火に取り組む覚悟の表れと感じさせられました。
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