日本武尊ゆかりの草薙神社③―草薙剣

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2025年01月04日 05:39

 日本武尊(やまとたけるのみこと)が東に向かう途上、草むらで敵に囲まれて火を放たれてしまったのが、ここ駿河の国。その時、日本武尊は腰に下げていた天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)で草を薙ぎ払って敵を追い払ったとされるのが、天叢雲剣が「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」と呼ばれるようになった由来の神話。

 草薙神社の本殿の中には、まさにそのシーンを描いた絵が奉納されていました。そして、奉納された絵馬にも「招福除災」の文字と日本武尊。

 残念ながら、草薙神社に草薙剣はありませんが、草薙神社で迎春の準備をしていた人たちの心には、今も草薙剣が大切に護られているに違いありません。

 【関連記事】日本武尊ゆかりの草薙神社①―参道入口
 【関連記事】日本武尊ゆかりの草薙神社②―道標と日本武尊像
 【関連記事】日本武尊ゆかりの草薙神社④―御神木
 【関連記事】日本武尊ゆかりの草薙神社⑤―「龍勢花火」
 【関連記事】日本武尊ゆかりの草薙神社⑥―女性宮司

 【関連記事】2025年の干支「巳」を探せ!⑳―静岡市清水区の草薙神社

 【関連記事】天竜区石神の「龍燈」②―日本武尊と龍
 【関連記事】焼津・花沢の里を歩く④―万葉の古道「やきつべの小径」 

関連記事