日本武尊ゆかりの草薙神社③―草薙剣
日本武尊(やまとたけるのみこと)が東に向かう途上、草むらで敵に囲まれて火を放たれてしまったのが、ここ駿河の国。その時、日本武尊は腰に下げていた天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)で草を薙ぎ払って敵を追い払ったとされるのが、天叢雲剣が「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」と呼ばれるようになった由来の神話。
草薙神社の本殿の中には、まさにそのシーンを描いた絵が奉納されていました。そして、奉納された絵馬にも「招福除災」の文字と日本武尊。
残念ながら、草薙神社に草薙剣はありませんが、草薙神社で迎春の準備をしていた人たちの心には、今も草薙剣が大切に護られているに違いありません。
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