青谷の「ザワつく!月曜日」⑤―クルマアザミとホウジャク
青谷の里山では、秋には秋のアザミが花を咲かせています。写真のアザミはノハラアザミ。もちろん、普通のノハラアザミも咲いてはいましたが、写真の花は総苞が放射状になった変種のクルマアザミ。筒状花が長く、放射状の総苞が少し短かったので、真上から撮ったこの写真では、クルマアザミっぽくなかったかも。
そんなノハラアザミの花に、ホバリングしながら触覚を長いストローを伸ばしていたのはホウジャク。ちょっと見た目は蜂の仲間のように見えますが、ホウジャクは蜂ではなくてスズメガ科の蛾。明らかに蜂に擬態しています。
長いストローを直角に曲げ、ノハラアザミの筒状花に触れないように伸ばして吸蜜。すぐそばで私が見ていたにも関わらず、見事なテクニックを披露してくれました。
関連記事