桜満開の粟ヶ岳ハイキング④―新茶の芽吹き
さて、「桜満開の粟ヶ岳ハイキング」のレポートは、再び登山口に戻って1歩1歩。先ずは「世界農業遺産」に登録された「茶草場農法」で生産されている特産「東山茶」の茶畝の間を歩きます。ハイキングコースの傾斜はかなり急ではありますが、木々に覆われ陽射しが届かない秋葉山などと比べると、意外と疲れは感じません。
見上げても茶畝、横を見ても、下を見ても茶畝。茶畝の間には枯れ葉色のススキやササが敷かれ、畝の片側には早くも新しい葉が芽吹き、早くも新茶のシーズンが近づいていることを感じさせてくれます。
粟ヶ岳には、茶園だけではなく、ススキやササの草むらもあり、茶草場はまだ枯れ葉色。緑色と枯れ葉色とに覆われた粟ヶ岳の斜面の向こうには、満開の桜も見えていました。
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