豊川稲荷で干支「辰」探し①―総門柱の根巻き金具の「龍鯉」

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2024年01月02日 05:22

 暮れの12月29日に訪れたのは愛知県豊川市にある豊川稲荷。豊川は私にとって特別な町。戦時中、豊橋生まれの父が豊川にあった海軍工廠に勤めていて空襲に遭い、背中に残された大きな傷痕を見て育ちました。子供の頃には、何度も訪れた豊川稲荷。そんな豊川稲荷ですが、今回は干支「辰」探し。






 門前街を抜けると、総門の前の左右に1対の門松が。そして、「辰=龍」を探すと、柱の根巻きの銅板に浮彫にされているのは、「龍」なのか?鯉なのか?どうやら、これは瀧登りをしている鯉。まさに「登龍門」を登り切り、「龍」に姿を変える瞬間の鯉。










 これが、豊川稲荷で最初に出会った令和6年(2024)の干支「辰=龍」。思わず、手を併せてしまいました。

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