台風後、青谷の里山を歩く③―シロバナサクラタデ

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2022年10月08日 05:11

 「青谷不動の滝」から上、里山には以前は田んぼが広がっていたのですが、近頃ではほとんどが雑草が生い茂る耕作放棄水田。そんな水田跡にはシロバナサクラタデが茂り、今が花の時季ですから、「青田」というよりも「白田」です。

 元を遡れば、石灰岩地帯の地層からなる青谷は、稲作には不敵な土質。そんな青谷でも稲作を始めるため、天竜川左岸の旧豊岡村付近から土を運んだのだと聞いたことがありました。

 そこまで苦労して造り上げた青谷の田んぼが、今ではシロバナサクラタデが茂る水田跡になってしまいました。

 【関連記事】台風後、青谷の里山を歩く①―不動の滝
 【関連記事】台風後、青谷の里山を歩く②―カナムグラとツリフネソウ
 【関連記事】台風後、青谷の里山を歩く④―石灰岩の沢
 【関連記事】台風後、青谷の里山を歩く⑤―キクイモとススキ
 
【関連記事】台風後、青谷の里山を歩く⑥―クルマアザミと赤いツチイナゴ

 【関連記事】水田の自然⑧―シロバナサクラタデ
 【関連記事】キンモクセイの香り漂うご近所散歩②―イヌタデとシロバナサクラタデ
 【関連記事】河津桜の返り咲きとシロバナサクラタデ
 【関連記事】炎天下の青谷を歩く⑨―ツリガネニンジンとシロバナサクラタデ
 【関連記事】9月の五島海岸の自然⑦―タンキリマメとシロバナサクラタデ
 【関連記事】自然が嬉しい秋の青谷を歩く②―シロバナサクラタデとイカリモンガ
 【関連記事】葛の花香る天竜川河川敷⑦―シロバナサクラタデとキハダカノコ

関連記事