朝霧高原から霧ヶ峰へ日帰り旅⑩―アオカミキリモドキとアメリカオニアザミ
決して特別な昆虫だと思って撮影したわけではありません。しかし、山梨県北斗市の「オオムラサキセンター」で出会ったアオカミキリモドキは、体液にカンタリジンという毒が含まれ、もしも皮膚に体液が付くと皮膚炎や水ぶくれを起こす危険な虫。触らずに写真を撮っただけでしたので、被害はありませんでした。
ピンク色の花だけ見れば、普通のノアザミのように見えますが、葉や萼だけでなく、茎にも長くて鋭い棘が密生しています。
これは、ヨーロッパ原産のアメリカオニアザミ。在来植物を駆逐したり、人や動物に怪我を負わせる危険があるとして、環境省・農林水産省により「生態系被害防止外来種」に指定されている危険な花。私はそんな危険な花とは知らず、顔を近づけて写真を撮ってしまいました。
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