旧豊田郡敷地村に佇む道標④―「右秋葉山 南見付 左作道」
今回紹介するのは、天浜線「敷地」駅の西南にある道標。正面には馬頭観音が刻まれ、その下に刻まれている文字は「右 ○○○」「南 見○」「左 作道」。「南 見○」の「○」は「見付」だったのだろうと思います。
「右 ○○○」については、たまたま通りかかった年配の人の情報によれば、「秋葉山への道しるべだったはず」とのことでしたので、多分「右 秋葉山」、あるいは「秋葉山道」だったのだろうと思います。
そして、「左 作道」の「作道」とは「新たに作った道=新道」の意味。もしかしたら、この道標は移設されたもの?ここが道の分岐点とも思えません。
向かって右面に建立された年号が刻まれているようですが、残念ながら判読不明でした。
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