元気に歩いて、掛塚を知ろう⑨―つるや酒店と旧掛塚郵便局

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2021年11月11日 05:20

 「中に入れるの?」とは、「つるや酒店」前にやって来た竜洋西小6年生たちの声。今は営業しているのか?していないのか?明治時代に建てられた国登録重要文化財の古い建物。かつては造り酒屋でもあった「つるや酒店」は今でも営業しています。

 「つるや酒店」の古い店内を見た後、掛塚ならではの水路跡の残る道を歩き、「横町ふれあい広場」を抜け、龍泉寺にあるダーウィンの「種の起源」を翻訳した丘浅次郎の生家、丘家の墓を見て、珍しい蔵造りの家の横を歩いて砂町防災公園へ。

 ここからは旧掛塚郵便局跡に残る伊豆石の蔵を眺め、郵便局の中を覗き、郵便マーク「〒」の鬼瓦も見上げ、関東大震災の時には、掛塚飛行場で作られた国産の飛行機が埼玉県の所沢飛行場に向かって飛び立ち、運び帰って来た郵便物を全国に向けて発送したのが掛塚郵便局。

 忘れてはならない掛塚の歴史の1ページです。

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